プラスチック製とメタル床の違い
- 1.厚さ
- メタル床の入れ歯は保険の入れ歯(プラスチック製)と比べると3分の1の薄さで作ることができます。薄いことで、お口の中が広く感じたり、違和感も少なく快適に過ごせます。また、プラスチック製よりも喋りやすく、いつもより楽しんで会話ができます。
- 2.熱の伝わりやすさ
- メタル床は熱が伝わりやすいです。温かいものは温かく、冷たいものは冷たく感じることが出来るので、プラスチック製よりも美味しく食事が楽しめます。
- 3.噛みやすさ
- メタル床は、土台の部分が金属で出来ているのでプラスチック製よりも、丈夫でたわみにくく、良く噛むことができます。また、メタル床は変形も少なく、臭いも付きにくい特性がありますので衛生的にも良いです。
- 4.残っている自分の歯に優しい
- 部分入れ歯の場合、残っている歯にバネをかけます。メタル床の入れ歯は、そのバネをかけた歯の負担を軽減できます。たわみにくく、しっかり噛めるため残っている歯を揺らすなどの衝撃が軽減できるため、歯に対して非常に優しいです。プラスチック製は、たわみやすいため、残っている歯を揺らしたり、歯や歯茎を傷めることがございます。
- 5.見た目
- プラスチック製は、保険制度により設計の制限がありますが、メタル床の入れ歯はある程度設計に自由度があり、部分入れ歯を固定するためのバネを目立たなく仕上げることが可能です。「バネを見せたくない」「周りの目が気になる」など、見た目を気にされる方にはおすすめです。
- 6.修理、補修が可能
- 入れ歯が破損したり、ご自身の歯が抜けてしまった場合、プラスチック製は場合によっては修理することができますが、修理できる範囲も限られていますので、基本的には作り直しになるケースが多いです。メタル床の入れ歯は修理・補修ができるので、状況にもよりますが、何度も作り直さず修理や補修で対応できます。